第一原理計算の自動実行を行います。
（１）Web入力画面で計算する分子と使用する電極情報等を入力します。
Gaussianファイル等が利用可能
対応するファイル拡張子 .xsf, .out, .pdb, .gjf, .xyz
電極情報により架橋構造を自動生成します。
（１）パラメータ設定
電極は、金(au) 白金(Pt) アルミニウム（(Al)
面は、 111面 011面 011面
サイズは、AUTO, 4x4～10x10より選択
AUTOでは、適切な距離の取れる電極を自動選択できます。
接続面は、Tip構造（３層）とflat構造より選択可能
anchor、 -S -CN -SCH3 -O -NH3 -SeCH3 より選択可能
接続構造は、hollow top bridgeより選択可能
分子の電荷(NetCharge) 数値で指定する
スピン多重度(Spin) は、true false選択
以上の内容にて、生成構造を画面確認後、計算サーバに処理を移します。計算サーバ側は、入力を確認し次の計算処理を開始します
（２）構造最適化計算
計算用初期ファイルを自動生成し第一原理計算密度汎関数法プログラムSIESTAを実行します。
（３）電導度計算最適化完了後の構造に対して電極を６層（図２）に変更して非平衡グリーン関数モジュールSMEAGOLを実行します。
（４）結果解析
計算結果より電気伝導度を計算し、透過関数、ゼーベック、PDOS,MPSH軌道を図示に文書にまとめます。
Spin指定された場合、透過関数、PDOS、MPSH軌道は、Up spin、Down spinを分けて図示します。
（5）結果レポート
結果は、計算元データと共に、登録アドレスにメール送信します。
（６）ユーザ登録やユーザ管理
ユーザ名、パスワード、メールアドレス管理しています。